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いつか赤ちゃんに出会う日のために、

「今」自分の心と体を見つめて未来に備える学校

プレコンセプションケアが日本の少子高齢問題を解決する鍵となる


 

目次


 



コンセプションは、

妊娠・受胎という意味を持ちます。

プレは、〇〇の前という意味を持ちます。

妊娠・受胎する前のケアというのが

プレコンセプションケアが持つ意味です。



単に妊娠を望む人が取り組む妊活とは違い、

将来の妊娠を視野に入れながら

女性やそのパートナーが

自分達の生活と向き合い、

健康の向上をはかること

プレコンセプションケアといえます。



2008年に米国疾病管理予防センター(CDC)、

2012年に世界保健機構(WHO)が本格的に

プレコンセプションケア推奨しました。

日本においては、

2015年に国立成育医療センターで

プレコンセプションケア外来が

開設されました。


他施設においても、

妊娠前相談・妊娠前外来等の名称で

展開されています。




プレコンセプションケアで目指すもの


①女性やカップルが健康になること

▶︎現在の日本の現状

2.9組に1組のカップルが不妊を疑い病院を受診、

4.9組に1組のカップルが不妊治療を受け、

15人に1人が体外受精で生まれています。

  

未婚男性の精液検査をした結果、

4人に1人がWHOが定める基準値の

なんらかの項目でひっかかります。



不妊の原因は

男性のみに原因がある:20~30%

女性のみに原因がある:20~35%​

男女ともに原因がある:25~40%

原因不明      :10~20%​

原因は、

男性も女性も半々ということが言えます。


どちらか一方が妊娠を望み、

健康であったとしても

どちらか一方に不妊の原因があれば

自然妊娠は難しくなります。



健康な体を心がけておくことは

将来のために当たり前のこと

だと言えるでしょう。 




②元気な赤ちゃんを授かるチャンスを逃さないこと

避妊をやめれば妊娠するものではありません。

妊娠率は案外低いことを知っておきましょう。

【1周期で妊娠する確率】

▶︎25〜30歳:25~30%​

▶︎35歳:18%

▶︎40歳:5

▶︎45歳:1%​

 

【1年間で妊娠する確率】​

▶︎20~29歳:78%~86%​

▶︎30~34歳:63%

▶︎35~39歳:52%

▶︎40~44歳:36%

▶︎45~49歳:5%


20代と30代で確率がだいぶ

変わってくることがわかるでしょう。

20代後半から30代前半は

女性にとってもっとも働き盛りであり、

キャリアにも影響してくる時期でしょう。

その時期と、妊娠しやすい時期が重なっているのです。


自分にとっての幸せの形、大切にしたいこと、

人生の優先順位などを明確にして、

ライフプランの計画は重要になってきます。

仕事に夢中になっていたら

妊娠適齢期を過ぎてしまっていた・・・と

40代になってから焦って

不妊治療を始める人もいます。


自分がどんな人生を歩みたいのかを描き、

計画しておくことが重要です。​




③女性や、将来の家族が、より健康な生活を送れること

妊娠はゴールではありません。

妊娠し、お腹の中で赤ちゃんを育て、

命懸けで出産し、育児が始まります。

お母さんからもらった栄養の質は

赤ちゃんの発育に影響を及ぼします。

  

血流が良くて栄養満点のお母さんから

生まれた子は健康で、

穏やかな人生を歩むことができるでしょう。

 

精子の質・卵子の質はもちろん、

お腹に命が宿る時、子宮の環境はどうなのか?



妊娠前に健康であることが

妊娠後の生活にも左右してくる

ということはいうまでもない事実です。


 

 


プレコンセプションケアの対象


妊娠可能年齢の全ての女性と

そのパートナーが対象です。


女性の性成熟期は18歳から45歳くらいまで

ですので妊娠・出産可能年齢となります。


男性の場合は、加齢によってある程度、

生殖機能が低下するとはいえ、

60歳・70歳でも精子を作ることができます。



将来妊娠を考えているのであれば

何歳であろうと産める体でいることは

良いことでしょう。


妊娠前の健康状態の向上は

妊娠中のトラブルを予防し、

出産中のトラブルも減らします。 産後の回復にも差が出てきます。

それと同時に子供の健康状態向上にも繋がります。



自分だけの問題ではありません。

子供、孫、ひ孫にまで、影響を与えるのです。



プレコンセプションケアとしての行動


①計画を立てる

子供を持つ、持たない。

持たない選択をするのであれば

避妊という行動をするのと同様に、

子供を持つ選択をするのであれば、

健康と向き合うという行動が必要になってきます。


②医師の診察を受ける

自分が今ただ生きていくには問題がないとしても

予防接種の有無、虫歯の有無、

感染症の有無、甲状腺疾患など、

今すぐに妊娠してしまうと困るものもあります。


これらを知らない状態で妊娠するということは、

知らなかった、ではすみません。

前もって、知り、備えましょう。


③葉酸を摂取する

葉酸不足は、

赤ちゃんの無脳症と二分脊椎のリスクを高めます。

食事のみでは不足していることが明らかなため、

妊娠する前から

サプリメントで摂取しておく必要があります。

脳や脊髄の重要な部分は

妊娠に気づいていなくても

おかしくない時期に作ります。

妊娠がわかってから葉酸サプリを飲んでも遅いのです。



④飲酒・喫煙・薬の見直し

飲酒、喫煙、特定の薬の使用は、

早産・先天異常・乳児死亡など

妊娠中に多くの問題を引き起こす可能性があります。

飲み過ぎ吸い過ぎは百害あって一利なしです。

いつかのために減らす計画、

妊娠を望んでいる人は、医療の力を借りながらでも、

減らす努力をしましょう。


⑤有害物質や環境汚染を避ける

有害な化学物質、環境汚染物質、

構成化学物質、金属、肥料、

虫除けスプレーなどは生殖器系を

傷つける可能性があります。

環境のためにも、自分のためにも、

どちらにも優しい選択をしましょう。

安いから・便利だからという基準ではなく、

自分に優しい選択か?を基準に

物事を判断する癖をつけておくと良いでしょう。


⑥健康的な体重を維持する

太り過ぎ・痩せ過ぎは

妊娠中の合併症、心臓病、2型糖尿病、特定のがんなど

多くの深刻な状態のリスクが高くなります。

短期的な食事制限や間違ったダイエットは、健康を害します。

日頃から健康的な食事と生活スタイルを心がけて

理想的な体重に近づけましょう。


⑦家族の歴史を学ぶ

表面的にはわかっていない病気を

もっていることはよくあります。

わたしたちにたまたま影響がなかっただけで、

次の子供達に影響を及ぼす可能性はゼロではありません。

数回の流産や乳児死亡、不妊治療などによって、

遺伝検査を受けてわかることが現状です。

事前に知っておけば、医師に相談することができるでしょう。


⑧精神的な健康を目指す

who定義の健康の定義は、

健康とは、肉体的、精神的及び社会的に完全に

良好な状態であり、

単に疾病又は病弱の存在しないことではない。

としています。

精神的な健康は心の余裕をもたらし、

パートナーとの関係に大きな影響を与えます。

過去のトラウマ・不安・悲しみ・ストレスなど

誰もが抱えるものですが、

度合いは本人にしかわかりません。

心と向き合い、精神的な健康を目指しましょう。








最後に


プレコンセプションケアについては

難しく考える必要はありません。


不調がなく、心と体が健康で毎日をhappyに過ごすことが

なによりの不妊予防となるのです。


不調があるにも関わらず、無理を続けたり、

症状を薬などで抑え込むことは良くないことです。

自分の体が出す症状に目を向け、

早めに対処することが第一歩となるでしょう。


頑張り過ぎていませんか?

症状を無視していませんか?


今の行動が未来を作ります。

未来につながる選択を今、していきましょう。











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